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タイルカーペット貼り分けデザイン

タイルカーペット貼り分けデザイン

タイルカーペットは事務所ビルやオフィス内、ホテルやマンション通路などでよく使われていますが、
材料の貼り分けでデザインする事があります。

“タイル”カーペットということからも分かりますが、タイル形状の1枚1枚を順に貼っていくことになります。
1枚あたりのサイズは 500mm×500mm が通常寸法です。
そのくらいのサイズを貼っていくので、汚れた場合、その部分の1枚だけを交換可能なのでメンテも楽です。

最近では変形サイズがありまして、冒頭の写真は 250mm×1000mm という細長形状で、
長手方向に流れる様な模様があります。さらに2色を貼り分け直線を意識したデザインにしています。

カーペット デザイン

貼り分けによるデザインは、材料選定や貼る方向、場所などにより空間全体の雰囲気が大きく変わります。
タイルカーペットだけでなく、ビニル床タイル(木フローリングや石調)でも出来ますが、それはまたの機会に。

ちなみに普通のカーペットは「ロールカーペット」と呼びまして、幅も長さも大きなものです。
具体的には、一例ですが 3.6m幅×30m巻 くらいになります。
その範囲の中に床が納まればつなぎ目のない仕上りになりますが、施工難易度は高く費用も高いです。
一部が汚れた場合も簡単には張り替え出来ないので、クリーニングメンテが必須です。

不動産業界のことば・・・2

 

マンションリフォームのデザインや工事をしている日々の中で、
不動産会社の社員さんが話している業界隠語がチラホラ聞こえてきます。
またまた書いてみます・・・。

<つぶし物件>
比較させることを目的として見せる、条件の悪い物件。

<カラ電>
お客の前で架空の電話をする一人芝居。お客を焦らせたり、決断を急がせる手法。
営業マンの皆がやるワケではないですが・・・。

<一発屋>
初めて店に来たお客に、その日のうちに契約させる上手い営業マン。
ホームランバッターってことですな。

<観光バス>
一つの物件の複数の業者が介入することらしい。

<飛ばし(直送)>
営業マンが案内せず、お客さんだけで直接物件を見に行ってもらうことらしい。

<けっちん>
断られる事を指すらしい。撃沈のちん?

<毎速>
不動産屋さんのチラシ

どんな業界にも略語や隠語ってありますよね。
中にはそれでイイの??っていうのもありますが・・・。

 

 

 

不動産業界のことば・・・1

 

マンションリフォームのデザインや工事をしている日々の中で、
不動産会社の社員さんが話している業界隠語が
チョット気になったので書いてみます・・・。

<現調>
現地調査、現場調査の略。建築や内装業、デザイナーも使いますね。

<物調(ぶっちょう)>
物件調査の略。

<チンマン>
賃貸マンションの略。ん〜なんだかねぇ・・。

<スケチン>
スケルトン賃貸の略。あ〜これもなんだかねぇ・・。

<当物(あてぶつ)>
顧客に物件Aを勧める前に、その物件Aの良さを引き立てる為に
あてがう物件Bを指すそうです。要は対比でAを良く魅せるってことか。

<うなぎの寝床>
間口が狭くて奥行きが広い建物のことを「うなぎの寝床」と呼びます。
要は奥に長い家の事で、建築やインテリアデザインの現場でも使いますね。

<金消(きんしょう)>
「金銭消費貸借契約」のことを略して金消といいます。
金銭消費貸借契約とは、金利を払ってお金を借りる契約のことを指すそうです。

<重説(じゅうせつ)>
「重要事項説明」のことをいいます。
法律により宅地・建物の売買契約を行う場合、物件と取引についての重要事項の説明をしなければいけません。

<参見>
参考見学者の略。買う予定がないにも関わらず見て回る人のことをいいます。
要は「ひやかし」ですな・・。

<追客(ついきゃく)>
お客さんに営業を「さらに」もしくは「たたみかけて」かけることを指すそうです。
なんか他にもありましたが、インタビュー不足でした。

どんな業界にも略語や隠語ってありますよね。
中にはそれでイイの??っていうのもありますが・・・。