店舗に影響を与える 商圏7つの要因
(その2)川
前回の道路につづき、今回は商圏に川があった場合の
集客デメリットのお話をしようと思います。
一般的な店舗商圏範囲で、店舗から徒歩500m半径として、
幹線道路と同じように川も商業ゾーンを分断します。
川向こうのお客さんがお店に来る為には、川に架かる橋を渡る必要があります。
これは道路の信号待ちよりも、やっかいです。
家の目の前が橋ならともかく、数少ない橋まで行って、渡るのですから。
直線的に歩行動線がとれず、来店する距離が伸びてしまいます。
気持ちの上でも道路より川の方が分断してる感じが強いですし。
橋まで大回りをして行くかな・・?
橋から遠ければ遠い程こんな風に思うから、来店率は落ちますよね。
という事は、川が店舗の商圏半径内にあれば、
川の向こう側のお客さんがお店に来る事は、かなり難しい事になります。
半径で考えると、たくさんお客さんがいそうでも、
お客さんの行動範囲は半径ではないので注意が必要ですね。
次回、その3につづく・・・