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ちょっと低い弧を描く壁のつくりかた

ちょっと低い弧を描く壁。天井まで届いていない壁です。
壁の下地は、通常現場でLGSなどで下地組を作るのですが、天井まで届いていないので補強が取りづらい。
それに、後で表面に付ける仕上げ材や加工物が多く精度がとても大事になるので、
工場でキッチリ寸法通り作ったスチールパイプ骨組みを搬入して組上げます。

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墨出し(図面の線を現場に実寸で描いて位置出しします)してから骨組みを配置し、床にアンカー固定します。

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パーツ分けして作った金物を組んでいきます。
次に仕上材の下地となる合板を張っていきます。微妙な寸法も調整が必要です。

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合板を張り終わったあとは、仕上材の人造大理石を張っていきます。

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こんな感じで、工場制作した金物を搬入し組み立てた所に
別素材の仕上の為に現場で調整しながら板を張っていった事例でした。

ありがとうございました。

円柱のデザイン

建築構造物の円柱に化粧を施しました。
コンクリートの円柱は、奇麗な真円が床から天井まで伸びている訳ではありません。多少の歪みがあるのです。
仕上げのクロスやシートを貼り替えるのなら問題無いのですが、今回は間接照明を兼ねたデザインをしているので、電気配線やボーダーライン精度など色々な問題を解決する為に柱全体を被せる工法にしました。
maruhashira01骨組み

maruhashira02骨組みと側板

maruhashira03設置していきます

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細かく調整して、固定していきます。

塩ビシート貼って、配線して完成
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金物工場にて

201605金物工場1 201605金物工場2

金物工場へ製作途中のチェックに。

外部に面するモノなので錆びないようにステンレス材を使用しています。
溶接組み立てが終わったら、焼付け塗装の仕上げに入っていきます。
その後、木工製作物がドッキングして現場設置へと向かう予定です。

 

金物什器完成の巻

金物什器

あるものを展示する金物什器です。
何かはまだ言えませんので時期が来たらご紹介したいと思います。

ダウンライト、両側間接照明LED、電動大型ロールスクリーンも仕込んでます。

美術館の展示什器並の金物什器となりました。

金物工場へ経過チェックの巻 其の弐

金物工場へ経過チェックの巻 其の弐

大きな金物什器がカタチになってきました。

またまた金物什器の打合せ&チェックをしました。

数日経つとだいぶ出来てきました。

大きな箱状の什器ですが、これからどうなるのでしょうか・・。
私自身、楽しみです!

(つづく)