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店舗に影響を与える 商圏7つの要因 (その5)陸橋

 

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因

(その5)陸橋

前回の段差&高低差につづき、今回は商圏に陸橋があった場合の
集客デメリットのお話をしようと思います。

陸橋があるのは交通量の多い大通りがあるからですよね。
場所によっては横断歩道が無い交差点などもあります。

道路による分断に近いのですが、
「陸橋だけの場所」ではチョット意味が違ってきます。
横断歩道が無い分、川に架かる橋に似ています。
陸橋まで行かないと徒歩で道路の向こうには渡れないからです。

しかも、階段で上がってからすぐに下りなければなりません。
これは前回の(その4)段差&高低差に当てはまります。

だから陸橋は、(その2)川と(その4)段差&高低差の
2つの要素がある分、道路の向こうのお客さんは
お店にとても来づらいのです。

次回、その6につづく・・・

<その1 道路 >
<その2 川 >
<その3 線路 >
<その4 段差&高低差 >

 

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因 (1)道路

 

店舗に影響を与える 商圏7つの要因

(その1)道路

道路がなければ、お客さんはお店に来れません。
あたりまえ体操♪です。
そうではなくて、道路によるデメリットのお話をしようと思います。

一般的な商圏範囲で、店舗から徒歩500m半径と言われています。
この範囲中で道路はたくさん入組んでいて、
お客さんがお店に来る為には、道路を曲がったり、渡ったりします。

車が往来する道路を渡る事は、危ないし、信号待ちしなければならないし、
なるべくなら渡りたくは無い気持ちになります。
だから単純に通り向こうのお客さんはお店に来づらくなる。

道幅5mほどの道路であればあまり問題無いといわれるが、
車両交通量が多くなればなるほど来づらくなる。
2車線の道路で約10%以上は集客ダウン。
さらに、通り向こうに競合店があれば、約60%集客ダウン。
このように言われています。

まぁ信号渡ってまで行くより、近い同じ様なお店に行く気がするなと。
コンビニなんか特にそうだと自分の行動を思い返しました。

中央分離帯がある様な広い道路では、4車線で車がバンバン通っているので
通り向こうは商圏に入らない場合が多いと言われます。

という事は、大通りが店舗の商圏半径内にあれば、
その通りの向こう側のお客さんがお店に来る事は、かなり難しい事になります。
半径で考えると、たくさんお客さんがいそうでも、
お客さんの行動範囲は半径ではないので注意が必要ですね。

商圏図1
次回、その2につづく・・・