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太い枠の大きなドア

オフィスの入り口ドアが鉄扉なのですが、
車椅子の社員の方が使いやすいようにドアノブのないハンドル取手の扉になりました。
引き戸の方が当然良いのですが、諸事情で鉄扉が撤去できないので引き戸に出来ず、
営業中は鉄扉を開けっ放しとして、終業戸締りで鉄扉を閉めるという運用に。
木製なので軽いのとハンドル取手なのでノブのように掴んで回す必要がないことで
鉄扉に比べると押し引きだけなので開ける動作がラクになります。

大きなドア

三方枠が太く、大きな木目のドア。キズ防止のステンレス板付き。

新規の木製ドア(木製ですが不燃メラミン板を使用し許可得ました)
下部はステンレス板を貼り車椅子がぶつかっても傷つきにくいように。

こちらが元々の鉄扉。室内側に開く事+撤去不可のため引き戸にできず
営業中は室内側に開いたまま。終業戸締りで閉める。
新規の扉と二重扉状態。

お店の入口について

 

 

お店の顔である外観は、大事なのは言うまでもありません。

外装デザインで、カッコ良くしたり、オシャレにしたり、宣伝したり・・

いろんなことが出来ますが、基本的には「お店に興味を持ってもらう事」が目的ですよね。

 

お店の目的を果たす為に、正面から見たデザインを検討します。

このときに注目したいのは、お店の外を歩く人々が「どの方向から来るのか?」という点です。

 

お店の真正面から歩いてくるという事は、都会ですと少ないかと思います。

店舗前に大きな駐車場がある場合などは、真正面から歩いてきますね。

 

多いパターンは、前面道路の歩道上を左右に行き交う状況ではないでしょうか?

その中で、どちらからの方が流れがあるでしょうか?

もちろん、時間帯により左右が変わる事もあると思います。

例えば、午前中は左からが多く、夕方になると右からの流れに変わる・・などです。

 

この向きを意識したデザイン、サイン看板などの設置が出来るといいですよね。

 

デザインや設計に限らず、この視点は店舗運営、営業としても大切です。

例えば、店先に出すA看板などの販促で、飲食店とすると、

午前中の流れの人達には「この先で使うもの(飲み物やお弁当など)」を宣伝

午後には、一息つける場所でアイスや飲み物、お土産物

夕方には、お土産物やご飯、一杯呑める居酒屋的な宣伝

などなど単純かもしれませんが、大切ですよね。

 

伝えるメッセージも「安い!」とか「セール!」ってどこでも見かけます。

そうじゃなくて、何かに注力したメッセージの方が良いと思います。

 

お客さんのニーズ(望むもの)を分かりやすいメッセージで伝えられるといいですよね。

お客さんは「欲しいものを得る」だけでなく「楽しめるか」など隠れた気持ちもあります。

そんなところまで伝えられたら、沢山お客さんが入店するかもしれません・・。