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伝えたいことがたくさんあるお店

随分前に終わった仕事ですが、Before & After 感がスゴいのでご紹介します。
店舗外装リフォーム(煙草店)です。

IMG_7530(Before)ここからの・・・

P1050309(After)スッキリ感。

もういっちょ

IMG_7594(Before)伝える事が多すぎです

P1050311(After)何ということでしょう。

電気が付いてる写真

P1050282

デザイン次第で随分とイメージ変わります。の典型的な案件でした。
町のタバコ屋さんから、都会の街のタバコ屋さんへ。
店舗の外装は、看板とかで伝えることが多すぎると逆効果となりかねません。

外装看板だけではなく、実際のところ内装も大工事しました。
この案件は、デザインも苦労しましたが、工事の方がもっと大変でした。

 

看板のローコスト改修

 

看板を全部変えるのではなく、部分的な交換でローコストなイメージチェンジです。
デザインでガラリと雰囲気が変わります。

(1)行灯看板(光る看板)の本体はそのまま、電球交換と板面の交換です。
(2)袖看板の本体を再利用し、シートの貼り替えです。
(3)ドアサッシュ上部のガラス部分に、アルミ複合板+シート貼り

信濃町看板改修1

信濃町看板改修2
工事途中

信濃町看板改修3
完成

信濃町看板改修4
元の袖看板

信濃町看板改修5
完成後の袖看板

免税店申請も許可され外国人客向けのサインデザインをご希望でしたので、このようなデザインにまとまりました。東京オリンピックに向けての販促アップに繋がると良いですね。
この度は、当社にお任せ頂き誠にありがとうございました!

店舗を目立たセル:お客さんを呼び込むための看板

 

以前書いた
お店づくりに大切な「6つのセル機能」の中にある
(1)宣伝訴求機能「目立たセル」をほんの少し掘り下げてみます。

店づくり6つのセル機能

立地や商圏なども大切かもしれませんが、
そもそも店舗がそこに存在しているということを街行く人に知らせる事が必要です。
知らなければ来るはずもないので当たり前といえば・・です。

それに、何のお店かも伝えなえればミスマッチなお客さんが来てしまいます。
例えば、何のお店か知らずに、たまたま入った中年男性がいたとします。
女性向けの商品や若年層向けのお店だったら、場違いな気がしてスグにお店を出ます。
これは極端ですが、店名よりも意外と大事な事なんです。

店舗オーナーさんは、希望や想いを込めて店名を付けたわけで、思い入れがあって当然です。
ですが、街行く人々にはあまり響きません。
自分との関連性がないものに人はあまり興味を持ちませんので・・・。

だからこそ、何屋さんなのかは入れた方が無難です。
もちろん、名が知れていたり、ブランド確立が出来ていればいりませんし、
あえて、入れずにサインデザインで宣伝する判断もあると思います。

現実に設置する時の、
サイン看板の表示位置については下記の図をご覧頂ければと思います。

 サインの表示位置

また、サインは看板だけでなく、ファサード(お店の外観)全体で考えられればより一層効果が望めます。
デザインや素材などを統一したものを作れば、
費用もその分掛かりますが「目立たセル」効果は抜群です。

どのような地域で、どのようなお客さんに、どのような見せ方伝え方をするのか

という事がとても大事になってくると思います。ただカッコ良ければ良い訳ではないのです。