お店の顔である外観は、大事なのは言うまでもありません。
外装デザインで、カッコ良くしたり、オシャレにしたり、宣伝したり・・
いろんなことが出来ますが、基本的には「お店に興味を持ってもらう事」が目的ですよね。
お店の目的を果たす為に、正面から見たデザインを検討します。
このときに注目したいのは、お店の外を歩く人々が「どの方向から来るのか?」という点です。
お店の真正面から歩いてくるという事は、都会ですと少ないかと思います。
店舗前に大きな駐車場がある場合などは、真正面から歩いてきますね。
多いパターンは、前面道路の歩道上を左右に行き交う状況ではないでしょうか?
その中で、どちらからの方が流れがあるでしょうか?
もちろん、時間帯により左右が変わる事もあると思います。
例えば、午前中は左からが多く、夕方になると右からの流れに変わる・・などです。
この向きを意識したデザイン、サイン看板などの設置が出来るといいですよね。
デザインや設計に限らず、この視点は店舗運営、営業としても大切です。
例えば、店先に出すA看板などの販促で、飲食店とすると、
午前中の流れの人達には「この先で使うもの(飲み物やお弁当など)」を宣伝
午後には、一息つける場所でアイスや飲み物、お土産物
夕方には、お土産物やご飯、一杯呑める居酒屋的な宣伝
などなど単純かもしれませんが、大切ですよね。
伝えるメッセージも「安い!」とか「セール!」ってどこでも見かけます。
そうじゃなくて、何かに注力したメッセージの方が良いと思います。
お客さんのニーズ(望むもの)を分かりやすいメッセージで伝えられるといいですよね。
お客さんは「欲しいものを得る」だけでなく「楽しめるか」など隠れた気持ちもあります。
そんなところまで伝えられたら、沢山お客さんが入店するかもしれません・・。