ウッドデッキに使うウリン材

 

マンションリフォームでの、バルコニーのウッドデッキ化について前回書きましたが、
それのつながりで、材料のウリンについての小話を。

ウリンはアイアンウッド(鉄の木)とも言われる程、耐久強度、耐水性、防虫性に優れていて、
ウッドデッキなどエクステリア材に最適な材料です。

短所は、重い、色落ちする、ビス止めが大変などです。
色落ちに関して気にする方もいますが、
通常ウリン材は無塗装で使用されることが多いです。

強度・耐久性はすばらしい材ですが、他の木材同様、経年劣化はしていきます。
加工直後は、飴色ですが、経年変化で色落ちし深灰褐色になります。
薬剤無しで30年以上も耐用するといわれ、色落ちした状態が良いという方もいます。

(塗装に関しては)
塗装といっても、色をつけるのではなく透明の塗料(オスモなど)で木質保護をする目的です。
紫外線から守り、防カビ、防藻、防腐効果が期待され、初期状態を長く保つ目的で使用します。
ただし、定期的に塗り直すなどメンテナンスが必要です。(頻度は状況によります)

材料としては、間違いなく良い物です。
色落ち後のシブい雰囲気が好きか嫌いかで塗料保護の選択をしましょう!

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